ディスプレイドライバの応答停止と回復

ThinkPad X60sくんがWindows 8 Proへアップデートしてから、IE10でネットサーフしてると「ディスプレイドライバの応答停止と回復」が頻発するようになった。
IE9/10で「ディスプレイドライバの応答停止と回復」が発生した時のメジャーな対処方法としては、

  • IEのオプションの「GPUレンダリングではなく、ソフトウェアレンダリングを使用する」をチェックする
  • ディスプレイドライバを最新版へアップデートする

なんですけど、IEのGPUレンダリングはチェック外れてるし、ディスプレイドライバは最新版(Intel GMA 950だからWindows 7用ですが・・・)だし、どうしたらいいのって感じでした。
困ったときはグーグル先生ということで、ググってみたところ、ディスプレイドライバのデバックで使用するレジストリを調整することで解決できるらしいという情報をゲットしたので早速設定。

「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GraphicsDrivers」に以下のDWORD値を追加する。

  • TdrDelay 値=8

この設定を行った後、「ディスプレイドライバの応答停止と回復」は発生しなくなりました。ちなみに、TdrDelayのデフォルト値は2なんですけど、この設定を変更してOSがディスプレイドライバを初期化するまでの待ち時間を長くすることで解決した訳です。Intel GMA 950のような古いグラフィックス・チップだと結構有効かもしれません。
ちなみにMicrosoftの情報はこちら、かなり詳しい情報はこちら(英文)