F-07DでAPNを設定するのにATコマンドを使いましたが、そういえばF-07DのATコマンドってどういうものが実装されているのだろうか、と気になりました。
ググってみたところ、F-07Dやdocomo標準の資料は見つからなかったのですが、LG L-05AというUSB FOMA データ通信モジュールの取扱説明書の「付録/困ったときには」にATコマンドの情報が掲載されてました。
困ったときにはこれを参考にコマンド叩いてみればなんとかなりそうですね(あまりないと思うけど・・・)。
投稿者「たま」のアーカイブ
F-07DのBluetooth DUNで128kbps通信する方法
ARROWS μ F-07Dは設定画面のアクセスポイント設定でAPNを設定してもBluetooth DUNには反映されません。F-07DのBluetooth DUNのAPN設定(と、いうかdocomoのスマホの仕様だと思うけど・・・)はガラケーの設定と異なり、CID 1にだけ外部機器接続のAPNである「dcmtrg.ne.jp」が設定されています。よって、このまま使うとパケ代が高い。メール取るだけとかカーナビで渋滞情報を取得するような用途だとスマホでもガラケーのように128kbpsで使いたいものです。
APNはATコマンドの+CGDCONTで設定することができます。プロバイダはmopera Uの場合で説明すると、
1)F-07DとパソコンをBluetoothで接続します。
2)Tera Termなどのターミナルソフトを起動し、F-07Dと通信するシリアルポートを指定して通信できる状態にします。
3)エコーバックしてないと不便なので「ATE1」と入力します。
4) APNの設定状況を確認するので、「AT+CGDCONT?」と入力します。
5) 空いているCIDにAPNを設定します。CID 4にmopera Uの128kbps通信のAPNを設定するのであれば、「AT+CGDCONT=4,”IP”,”mpr.ex-pkt.net”」と入力します。
6) 設定を確認するので、「AT+CGDCONT?」と入力します。以下のように4の設定が追加されていれば、設定完了です。
AT+CGDCONT?
+CGDCONT: 1,”PPP”,”dcmtrg.ne.jp”,”0.0.0.0″,0,0
+CGDCONT: 4,”IP”,”mpr.ex-pkt.net”,”0.0.0.0″,0,0
7)Windowsのダイアルアップ接続の設定とか、カーナビのネットワーク設定で、電話番号に「*99***4#」、mopera Uの場合はIDとパスワードは空に設定します。
なお、F-07Dは、Bluetooth DUNで通信する場合、Wi-Fiを無効にする必要があります。
ReadyBoostっていったい・・・
ReadyBoostは、簡単に説明するとWindowsのHDD上に作られるスワップファイルをメモリカードやUSBメモリにキャッシュして高速化する仕組みです。Windows Vistaから実装されてます。
と、いうことで、「HI-DISC SDHCメモリーカード (4GB Class 10) [HDPSDH4GC10] 」が安かったので、ReadyBoost用に買いました。
ところで、ReadyBoostってWindows Vistaだと4GBまでだったけど、Windows 7から256GBまで設定できるようになっていたのですね。
気になったのでちょっと調べてみたのですが、ReadyBoostの容量って、実メモリの3倍の容量を割り当てると最も効率がよいとか・・・。
うちのThinkPad X60sの実メモリは3GB(1GBは使えないので・・・)なので、この計算だとReadyBoostの容量は9GBに設定するのがよいということになる。
4GBのSDカード買って失敗したような気がする。でも、実際に割り当てられているスワップメモリの容量は2816MBだし、実際にデバイスに書き込まれるときは圧縮されているから9GBも設定する必要あるのだろうか?
それと、ReadyBoostの領域を4GB以上割り当てるには、メモリカードやUSBメモリのファイル形式はFAT32なので4GBが上限のため、デバイスをexFATなど4GB以上のファイルを扱える形式でフォーマットしないといけない。ちょっとした落とし穴ですね。
ReadyBoostの詳細はこちら。
ディスプレイドライバの応答停止と回復
ThinkPad X60sくんがWindows 8 Proへアップデートしてから、IE10でネットサーフしてると「ディスプレイドライバの応答停止と回復」が頻発するようになった。
IE9/10で「ディスプレイドライバの応答停止と回復」が発生した時のメジャーな対処方法としては、
- IEのオプションの「GPUレンダリングではなく、ソフトウェアレンダリングを使用する」をチェックする
- ディスプレイドライバを最新版へアップデートする
なんですけど、IEのGPUレンダリングはチェック外れてるし、ディスプレイドライバは最新版(Intel GMA 950だからWindows 7用ですが・・・)だし、どうしたらいいのって感じでした。
困ったときはグーグル先生ということで、ググってみたところ、ディスプレイドライバのデバックで使用するレジストリを調整することで解決できるらしいという情報をゲットしたので早速設定。
「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\GraphicsDrivers」に以下のDWORD値を追加する。
- TdrDelay 値=8
この設定を行った後、「ディスプレイドライバの応答停止と回復」は発生しなくなりました。ちなみに、TdrDelayのデフォルト値は2なんですけど、この設定を変更してOSがディスプレイドライバを初期化するまでの待ち時間を長くすることで解決した訳です。Intel GMA 950のような古いグラフィックス・チップだと結構有効かもしれません。
ちなみにMicrosoftの情報はこちら、かなり詳しい情報はこちら(英文)。
自作PCくん、IE10でフリーズ
自作PCくんがIE10でネットサーフ中に5~10分くらいでフリーズする。OSはWindows 8 Pro 64bitで、グラボはGeForce 560Tiです。Windows 7 Proの時はフリーズしていなかった記憶がある。
ディスプレイドライバが原因であれば、「ディスプレイドライバの応答停止と回復」でOSがディスプレイドライバを再起動すると思っていたから、最初はLANドライバが原因だと思っていろいろ調べていた。だって、LANはサポート打ち切りでWindows 8対応ドライバないし、ディスプレイドライバは最新の320.49(WHQL)ですもん。
LANドライバをなんとかWindows 7の最終版へバージョンアップしたけど解消できず、LANカード買ってくるか、と思って近所のPC DEPOTまで足を運んだが、なぜか引っかかるものがあり、フリーズとは関係ないはずのギガHUBを購入・・・。
そういえば、最新のLANドライバを探しているときに、「nvidiaのドライバとIEの相性が・・・」みたいな情報があったことを思い出す。
ググってみると、320.18ドライバ(WHQL)でWindows 7やVistaでこの症状がが出ている人がいた。320.49(WHQL)でも同様という情報も・・・。314.22(WHQL)ドライバに戻したらフリーズしないとのこと。
ビンゴ情報をゲットしたので、nvidiaのサイトから314.22(WHQL)ドライバをダウンロードし、クリーンインストールしました。その後、症状が解消したかを確認するために1時間くらいIE10でネットサーフしてみましたが、フリーズしない。よっしゃ!
と、いうことで自作PCくんはこの状態でしばらく様子見してみます。不具合解消してるとよいのですが・・・。